私の2019年

 

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私の2019年

 大家好!最近过得怎么样呢?

 ご無沙汰しています!皆様いかがお過ごしでしょうか

 ついに、私の留学まとめを書く日が来ました。

  帰ってきてからもうすぐ2カ月になってしまうのですが本当に言葉がまとまらなくて、どうしたら上手く伝えられるだろうって毎日お風呂で考えては振出しに戻っていました(笑)

(お風呂って色んなアイデア浮かぶのにすぐ消えちゃうんですよね笑)

 

 結局まとまったのかといわれると正直微妙なところではあるのですが、3月にもなり「書くなら今だ!」とふと思いついたので、今の私なりの言葉で徒然なるままに書き記したいと思います。

  相変わらず読みづらい部分も多々あるかとは思いますが、私の学んだこと、感じたこと、精一杯お伝えしたいと思いますので、一読いただけると幸いです。

 

 

大まかな一年

私の2019年、まとめるとこのような感じでした。

 

①2月~6月前期→環境順応期間

②7月~8月夏休み→充電+やる気向上期間

③9月~1月後期→挑戦期間

 

  • ①は前にも書いたのですが、初めての留学ということもあってか終始右往左往で、本腰を入れて自分のしたいことをするというよりは北京という場所や大学に慣れて、友人を作って、自分の居場所を作る、というような期間だったように思います。
  • ②の期間はずっと日本に帰っていました。賛否両論あるとは思いますが、私は帰ってくる選択は間違いではなかったかなと思います。前期にあったことを落ち着いて自分の中に落とし込み、分析して次はどうしたらいいかなと考える時間があったのはとても大きかったです。ラッキーなことに通訳をさせていただける機会も頂きました✨毎度のことながら無い鼻をボキボキと、へこむほど折られたので雑草魂が生き生きと蘇りもしました(笑)(しかもたまに帰らないと私友達に忘れられそう?!という懸念があったので、友達にも生存確認できました笑)
  • ③さあここの期間ですが、一番充実していました。充実しすぎて前期よりも時間の進みが早いような気がしました。環境にも慣れ、中国語もある程度できるようになったこの時、私のなかではあることがふつふつと沸き上がっていました。

 

「私はここに何をしに来たんだ?!勉強だ!!!通訳!!翻訳!!言語学!!!やるなら今でしょ!!!」

 

ということでやっっっと hunker down (本腰を入れる)期間に入りました。

 

 

後期

 前回の「後期こんなことしてるよ!」でも授業内容はまとめたんですが、とにかく楽しかった。。。通訳・翻訳専門(中英)の授業は私の中国語レベルが足りなかったので出られなかったのですが、中英比較論で結構翻訳をする機会があったので、頑張りました。(笑)

 英語史も本当に面白くて深い…私が所属していた学部は言語学を専門にしている学生たちの学部だったので、「言語学者として英語史を考えなさい」という教授の言葉がなんとも印象深くて(専門的な授業をとるのが初めてだったので)、その場にいられることがすこし誇らしく感じました笑。

 

これは英語史を学んでいてすっごく面白かった学びです✨

すこし専門的にはなりますが、もしよかったら読んでください...!↓

*1

 

 あと中国語のクラスもレベルアップして、ディスカッションできるようになって、作文から小論文が書けるようになり…自分でいうのもあれですが、各授業を通して少しずつ中国語が伸びているのが自分でもわかって嬉しかったです!(前も言ったかもしれない笑)

 

 

変わったこと

 さて、本帰国して約二カ月になるんですが、留学後変わったことは何かあるか、と自分で考えてみました。

多分そんなに変わってない、が答えです笑

 まぁ一年、しかも途中で一回帰国してるので、そこまで大きな変化はないですね。

 ただ、いい意味で(?)ちょっと適当になったというか、考えすぎなくなった部分があります。前からビビりだったのがなんていうんでしょう、どんと構えられるようになった?そんな気がします。

 

 

私から見た中国北京

 ここはもう主観も主観なので、へぇ、そう感じたのか、ぐらいに思っていただけると...!

データも証拠も全くないのですが、私が肌身で感じた北京です!

(※全シチュエーションに当てはまるわけではありません)

 北京で感じたことは、

Everybody is living to the full!!!(みんな「本気で」生きている!)

ということでした。「じゃあ日本人が本気で生きてないのか?」と思われる人がいらっしゃるかもしれませんが、そういうことではないですよ!笑

 新興工業国といわれる中国。世界的に見てその立ち位置は「先進国」には当てはまらないのかもしれません。しかしGDP成長率や人口などどの国にも劣らない、今まさに「勢い」のある国です(新型コロナの流行があり今は不安定気味ですが💦)。

 人口が単純に日本の10倍あるんです。想像してみてください、今あなたのいる部屋に10倍の人数がいます。試験だって就活だって10倍の人数を相手にしている(細かく言うと違うかもしれませんが)。だからこそ生き残るためには「本気で」なくてはいけない、その熱量を感じ取ったのかなと自分で解釈しています。

 

 

私の出会った人

 私の留学でよかったこと、人に恵まれたことです。

 出会ったすべての人に本当にお世話になりました。ルームメイトは留学というストレスが少なくない環境での大きな支えになってくれいつでも親身に真剣に私をうけとめてくれて笑顔にしてくれましたし、クラスメイトはいつでも私を刺激してくれて、みんなから勉強への姿勢を学びました。先生方からは知識だけでなく学ぶことの面白さ・これから進むべき道へ向けての心構えなど知識以上に大切なことをたくさん教えていただきました。

 この「人運」がなかったら私の留学、こう上手くいかなかったでしょう。

 

後悔二つ

 ただ...!ただ、そんな私の留学にも後悔が二つほどあります…!

一つはSNSからの脱却失敗」

 みなさんもあれ?と思われたでしょうが、そうなんです、このSNS中毒者はやめることができなかった…。留学

 


に行く前あれほど堂々と宣言したのに本当にお恥ずかしいばかりです。けど、脱却しないならしないでもっと思い出を細かく残せばよかったのではないか??!とかずっと後悔してます(笑)今更おそいんですけどね。

もう一つは「北京観光できてない!」

 私南京、上海、ハルビン、天津…と結構色々行ったんですが、なぜか北京内を全く観光できておらず、北京ダックを食べたのも一年いたのに一回だけ、まさかの万里の長城にも昇っていないという...!何たる失態…なので一緒に北京で観光してくれる人募集中です(泣)今ならAIRIの中国語通訳付き(?)笑

 

 

最後に

 という感じで私の留学は終わりを迎え、今は家にいます。最近はお洋服屋さんでアルバイトを始めました!(いわゆるアパレルってやつですね)お洋服扱うお店で働くの初めてなのですが、すごく楽しいです!面白いのが店員さんは服を「この子」って呼ぶんですね。最初はすこし不思議に思っていたのですが、扱っているうちに愛着がわいてしまうということがわかりました。今では私も「この子」って呼んじゃいます(笑)

けどやっぱり言葉って面白いですね、呼び方が変わるだけで愛着を表せるんですよ。

 あ、あと今してることとして、この夏に中国でできた友達が高知に来てくれる予定なので、一緒に海に行って水着を着れるようにダイエットをしています!(笑)かなり本気です🔥

 という風に普通の日々が始まってはいるのですが、今でも昨日のように中国にいたころを思い出します。本当に一言で表せず、すんごく長くなってしまいました。ここまで読んでいただいた方がいらっしゃったら本当にすみません&ありがとうございます。けど中国に対する世間の風当たりが強くなっている今だからこそどうしても中国を直接見たものとして、私を成長させてくれた、大好きな中国のことをお伝えしたかった次第です。

 

これからまた忙しい日々が始まりますが、この一年で得たどんとした心構えで邁進してまいります!まだまだ至らぬ点も多くありますが、応援していただけると嬉しいです😊

あと皆様!コロナの脅威は高知県にも迫ってきたほどです...!ご自愛くださいね!

非常感谢大家读到最后!保重自己!

再见! AIRI

 

 

*1:中でも一番面白かったのは、古英語の仕組みです。もともと格変化が現代英語の何倍も複雑でもっと体系的だったためになんと文法が今の英語ほど固定されていなかったんです!!!例えば日本語は助詞(~が、~は)があるので、どれが主格で目的格で属格で…というのは分かりますよね?(私たちは母語話者なので普段意識せずに話しています)だから固定された文法でなくても伝わるんです。「昨日りんごをケンが食べた」、「ケンがりんごを昨日食べた」、等々(強調される場所であったり多少のニュアンスは変わってしまいますが意味が伝わらないことはありません)。この現象が古英語でも起こっていたんです!!なるほど、なんて深いんでしょう…ただ、複雑性というものは時代を経てどうしても薄れてしまうので、その性質は現代英語では見られません…。これスラヴ語族とかはどうなんでしょうかね??✨また調べてみたいものです。